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相談の一件


とある飲食店をしている方が
とても、やるせない声で電話をして来ました

アルバイト生と店に入ってる時に
お客様が連続して入店してくださり
凄く忙しくなり
てんてこ舞いな状態になり
お皿を洗ったり
食べた後のものを下げたりするのに追われたアルバイト生が
つい本音を漏らした場面

「もう、お客さんが来なきゃいいのに」

それを聞いた店主が愕然とした
腹が立って仕方なくなり
怒りを抑えきれずに私に電話をして来て

「一番、大事な事を教えてもらえる場面なのに
なんて事を考えるのだろうか
頭の中は金勘定ばかりで
楽して稼ごうとしていて
腹が立って仕方なかった
辞めさせるべきだなと思った」
と言った

私はこう返した
「そんな事を貴方自身が考えても幸せも訪れず運も落とすだけに過ぎないと感じるわ
運を上げる事を口にして今、関わってる人に慈悲の心を湧かせる事です

周りにいる人々を全て律して
間違っている事を正そうと変えてゆく事が喜びですか?

変えたいと思う事自体が愚かであり
気づかせてやれる事が私達、経営者としての社会人の狙いであり
その事自体も彼が背負っていく学びでもあります

彼がその愚かさに気づくまでとことんこれから苦労をしてゆくのです

その苦労を慈悲の心で包めませんか?
若い内は愚かなようで
実は愚かなのではなくて
気づかせてやれる人に出会えてなかった不幸せなのです

それを怒るのではなく
気づかせてやれる海のように
人への愛情が必要な気がします

その為に人は人に出会わせてもらえて
交わってゆくのです

貴方の存在に価値があるとしたら
出逢った人にその慈悲の心を示してあげられる事だと思うのです

貴方もまた、愚かな人間であるに過ぎないのです

人を辞めさせ続ける事に私は人間の愚かさよりも
罪深い冷たさという
学びのない人間関係の繰り返ししか感じないです

辞めさせる事を答えにする前に
正そうとするのではなく
慈悲の心で
気づけるように教えてやれる本当の優しさがあってこそ
知性豊かな人格者だと
この歳になり感じるのです

この件について
自分の子供のようにその彼を眺めて
もし、親としてなら
どう導くかを一度考えてみることは出来ませんか?

一時のアルバイトの時間に
金勘定のみを計算し
楽に金を手にしたいと考えるアルバイト生に対して

使えない
わかってない
浅ましい
と感じるアルバイト生を
辞めさせれば良い
と答えを出す側も
そのアルバイト生と同等な浅ましい
使い捨て感情ではないのかと
一度、立ち止まり
どう、その関係性を好転させれば良いか
手段を選べる気がします」
と返しました

もちろん
その腹が立って仕方ない気持ちも
よくわかりますと話しました

私は
日々の中で、ずっと何人もの方々を雇用しながら
胸が傷む事がこの件の方のようにありました
私も若い内は怒りが先行していた気もしますが
その怒りは慈悲を湧かせる人への愛が足りなかったからだと思えた場面も
多く経験できたからなのでしょう

通常ならば腹が立ち怒りを覚える場面で
いつしか
あーこの人は気づいてないんだ
勿体無いな
今自分が口にした言葉がどんなに大切な事を知らない恥じる場面か教えてあげたらどう変わるのだろう
話してみよう

こう思えた頃から
多くの感動を生み出せた気がします

そうでした
気づかなくてすみません
悪かったです

そう返してくれた時から
人はどんどんサービス業の意味を学んでゆきます
それを学ぶ為に
そのにアルバイトに来ているのだと
気づき始めてくれるのではないでしょうか

人はうまく誤魔化す為に
たくさんの嘘を重ねる人も居ます
嘘をつく事がどんなに罪深いことかも知らない人も多く居ます
しめしめバレてないぞ!上手くいったな
と自分の中だけで完結して裏で舌を出してる人も多いのも知っています

ですが
その汚れは必ず本人に返って来て
違う形で困難や苦悩に遭うのです

それは人間は稼ぐ為に生まれてきた訳でもなく
楽をする為に生まれた訳でもなく
苦悩に打ち勝つ魂を磨く為に生まれてくる事を選んだからなのです

魂を磨くとはどういうことか
学び取るまでには
多くの愚かな間違いを繰り返しながら
気づくまで知らず知らずに罪を犯します
とことん気づくまで
気付かされる場面が与えられてゆくものだと
多くの方々と接しながら私は法則の残酷さも、同時に素晴らしさも味わってまいりました

最も愚かなのは
人を正し、人を裁き、人を変えようとする心だと感じるようになってゆきました

正し、裁き、変えるのは
本人であり
本人が恥じて、自分の生まれてきて目指した心根に本気で反省と詫びをする事が
魂の狙いだと思えるようになってゆきました

それは私とて、多くの過ちと
知らず知らずのうちの罪を重ねてきたからこそ
自分でとことん自分を嫌いになる事や
自分でこんな自分を変えたいと
思えるようになれたのだと思うからです

そのきっかけとなる
対相手がいてくれて
導いてくれて
話してくれて
説き伏せてくれて
恥をかかせてくれて
労力を惜しまず関わってくれたからなのだと思えるのです

そして
そのアルバイト生が今変わらなくても
いつしか、社会人になり
仕事を通して学べる場面で
ふと、そう言えば
あの頃、あの人は教えてくれた
と思えた時

人は人の中に何かを残しながら関わってゆくのだと学び取り
社会人になったアルバイト生が
今度は部下に慈悲の心で説き伏せてやれる人になれるのだろうと思えるのです

これを命のバトンの一つの意味だとさえ感じております

人は自分が成功する為に
手段を選ばず
自分勝手に周りの者達を傷つけたりもします
人への不信感を抱かせ
猜疑心ない者達に疑心暗鬼を抱かせたり
自分の人生さえ良ければ、周りの者達の気持ちはどうでも良いと考えたりする場面もあります

それは全て
それらがどんなに自分の魂を重く汚しているかを知らないからです

幾つになっても、
歳も関係なく
美しく生きる事に気付けた方が
徳があり、人から愛されるという事により
自分の幸せ感や安堵感に満ちる生活に繋がる事を知るのです

私は誤魔化されてあげる事もとても気に入ってます
騙そうとしている人を見透かしていても
それすら見透かしていないふりをするのを気に入ってます

それは
どこまで汚れているのか理解してやれるからです
そして最後に別れが来る時に
この想い一点に染めます

せっかく私と出逢ってくれたから
今は、そんな貴方でも
時が貴方を学ばせ
時が貴方を成長させ
またいつか出逢い、私を喜ばせてくれる人として存在してくれたら良いな
という気持ちで

あのね
気づいてたのよ
だけどね、言わなかったの
言わなくても
何がどうだったのかを一番知ってるのは
あなただと思うから
いつか、喜ばせてね
楽しみにしておくわ

だから
今回の様な事は
こんな風に動かないで
こうしたら良かったと思うのよ
そしたら、私は残念な気持ちにならなかったと思うの

全て話し終えた後
その人の真実の姿が見える
思ってたより汚れているのか
本当は汚れを出したくなかったのか

私には離れて行った方々も居ますが
そんな方々がたまに電話してくれて
言ってた意味が今だからわかるの
あの頃はごめんなさい
話してくれて感謝してるわ

その言葉を聞けた時に
人への愛情をまた一つ湧かせて貰えて
幸せ感として戻してくれて
関わった日々が無駄ではなかったと思わせてもらえる思い出を貰えたと感謝するのです

縁ってね
両方が成熟してれば
凄く素敵な出逢いになるの

だけどどちらかが未熟だったり
両方が未熟だったら
こじれて終わるものなのね

だから私は決めてるの
こじれたら私が未熟なのか
相手が未熟なのか
をまず考えるの

受け取り方の落ち度が自分だったら
とことん謝れる自分でありたいと思うし

相手だったら
その落ち度を気づかせてやれて
共に成熟した関係性に持ち込めると信じていたい

そう考えると
縁を切るなんて勿体無い事だと思うようになった

縁は時に離れて成熟させてくれるし
再会して感動も与えてくれるわ

その時に必要な縁と
一旦離れて縁が育つ事もあるのね

だから
こじれた時こそが
その縁を成熟させる為の学びを与え合うべき場面だと思えたのよ

そんな貴重な縁を繰り返しながら
人生は魂の磨きをしてくれるの

そうなのね
それは本当の事なの?
それが真実なの?

目を見て問うた時
答えはその人の目から
こぼれ落ちてくる

嘘だと見破れない様に
目を光らせ
通常よりも強い眼光で
はい!というものなの

通常より強い眼光はね
正直な人には必要なくてね

嘘を突き通すぞ!
嘘だとバレない様にするぞ!
っていう強い眼光なの

目を見て強く
嘘を言える信念も良いのよ
その人の生き方の突き通す生き様ね
だけどね
その人の中に嘘を突き通してるっていう真実だけは残るのよ

それを背負って生きてゆくの
それはとても重い背負になるね
嘘を真実にしてゆかないといけない険しい人生になるね

口から吐いた言葉は
自分に返ってくる事を知らない事は
愚かな事でもなくて
気の毒な苦労を背負っていく道になるの

愚かさとは
嘘をついたと知ってる自分が
その罪深さに気付けた時に
自分に愚かだったという話であって

他人が愚かだという事でもないのだと思えるのよ

嘘をつかない人は
いつも何にも恐れてなくて
あっけらかんと
誰とでも笑顔で話せて
堂々と自然な目で前に立つね

強い眼光を放ちやしない
目は口よりも語るね

意志の強い目が
嘘を突き通す目なのか
その嘘を真実に変えるくらいの
人生かけた挑戦だとしたら
楽しみでもあるわ

どんな人も必死で生きてるのよ
嘘をついてでも目指したい場所があるものなのかもしれないね

そして
誰がどんな風でも構いやしないのが
自分の人生なの
相手がどうであっても
自分は嘘をつかないと決めて
相手に真実を語れさえいたら
それが人生を創造してゆけるわ

私は誰にも変わらない
のではなくて
私が変わらないでいたら良いだけ
 
本当の信念とは
自分がどう生きたら幸せなのかを見つけて
その生き方を貫く信念なのだろう

私は嘘をつかないと決めた

そして

目の前の相手には
いろんな状況があるだろうから
相手が気落ちしない様に
嘘も方便はつける人でいたい

嘘と嘘も方便は
えらく違うのよ

騙されてあげて
嘘を突き通させてあげるのも
大きな大きな慈悲心であり
いつか嘘を真実にしてゆける様に頑張れる様に
そっと最後に知ってたのよ
頑張ってね
って人への愛情を添えられたら良いなと思うの

人はね
時に嘘をつくけど目を瞑って下さいと願いながらつく時もあるの

その嘘に責任を果たそうと必死にもがいて生きて
成熟してゆく事もあるの

最後はみんな魂を磨けたら
良いんじゃないかなと思うのよ

騙されたのではなくて
その人が成熟してゆく為に
与えられた出会わされた自分に過ぎないって事
同時に
それを見透かせる自分に成熟する為に
出逢わされた嘘つきさんも
有難い師であるのかも知れないね

教える事はしなくて良いから
せめて
伝えて気づかせてあげられる
そんな出逢いの相手になってあげたら
そのご縁を与えてくれた境遇を
果たせた人になれるね

出会いってね
両方に丁度に与えられるの
両方が学べる様に巻き起こるのよ

押すのは簡単
引くのを学べるかが
凄く大切なお勉強でもあるから

引く時に
良い思い出にして引けたら良いと思わない?

見透かしてたよ
だけど言わなかったよ
そんな気持ちを胸に秘めて
あたたかい気持ちで離れてゆける
そんなご縁が
未来での再会を育ててくれる月日になるね

人はずっと未熟なままではないから
日々変化して
日々いろんなことがあって
日々変わってゆける

自分も変わるけど
相手も変わってる事も
知っておく事は
自分の中で人を信じる心を育ててくれるわ

人はね
どんなに嘘をつかれても
人を信じる心を失くしたら終わりよ

嘘をつく人を信じる事になるからね
嘘に負けたらいけない生き様に勝って行こうね

人は人間だから
人を信じれなくなったら
何も信じられなくなるのよ

そして
嘘をつく人は
自分が嘘をつくから
人を信じられなくなるから
嘘はつかない方が良いわよ

人を信じられなくなったら
関わるのが嫌になり
孤独になってゆくわ

人と話すのも嫌になるわ
何を信じて生きたら良いのかわからなくなるわ

だから最後まで関わって
伝えて話して
いつか信じられる人になって
また現れてねって
心の中だけで言えば良い

そんな自分を信じて生かしてやれば良いだけ

何がまずい事だったのか
アルバイト生を辞めさせるより
気づかせてやれたら
何より素晴らしい教育場面になるね

それを聞けずに
本人が辞めるか
聞けて辞めるか

その差が運であり
のちに別の場所できっとまた
巻き起こるかどうかを決めるだろう

それが人生なのよ
自分の人生の
ままならなさは自分が撒いて
刈り取らないとならない罪深さ

だからどんなままならなさも
自分に与えられた学びだと受け止めれば
有難いものよね

よーし!今回こそは
クリアーしてゆくぞ!
その繰り返しが訓練になり
美しく生きる生き様を創っていける自分の成長を導いてくれるね

正直に生きるって
凄く楽だと気づいた方が幸せ

一瞬のその場を逃れる為の
嘘は一生を間違った方向に進ませてしまって
結果、本物の楽ではないんだよね

仕組むのは人間がする事ではないのよ
仕組むのは天がしてくれるの
与えてくれたご縁に嘘をついちゃ
魂が恥じて病んでしまうわ

人間は与えられたもの全てに
真から感謝して誠実に生きてゆけば
幸せになる様に仕組まれてると思う私です

忘れてるやろ!

え?
忘れてるかもしれん!
どうしよう?
で?何を?

あはははは
先に謝ってから!
あはははは
ごめん
私の方が忘れてたわ

あー良かったぁ
私が忘れてたわけじゃなかったのね
焦ったぁ

なんでも
誤魔化す気持ちがなければ
即座に謝れるものね
嘘をつこうなんて気さえ起きない

そんな方が
超、楽なのよ

嘘をつくのも理由があってね
それさえ
わかってあげられたら許せる方が楽なのよ

後は天が裁いて
その人を気づかせてくれるのよ

人生は誰かのせいで巻き起こる事はない
全て自分のせいなの
どんな未来がやって来るかは
自分が撒いた種しだいだから

今を大事に伝えて
自分に誠実に生きれば
楽しい未来がやって来る

それが信じる心を創る今って事

正直なチャピ&ラナ
自然な目をして真っ直ぐ私を見てる

かがやき訪問看護ステーション
〒874-0042 大分県別府市鉄輪東3組-5
TEL 0977-85-8401 FAX 0977-85-8402
完全365日24時間緊急連絡及び対応あり
緊急連絡先【看護】TEL 070-5481-8405

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