未病を目指したい方には
必ず学ばねばならない事があります
更に看護する者は
学ばねばならない使命があります
ナイチンゲールの看護を学んで欲しいのです
看護師だと社会に言うならば
絶対的に天の使者であるナイチンゲールを学んで欲しいのです
看護界では戴帽式に
ナイチンゲール誓詞を唱え
その志を誓いながら
神聖な気持ちで看護の道を学ぼうとしたのは看護学校2年でした
その時のピュアな気持ちは
今思っても天に届く熱いものでした
私は看護師になる！
なって看護の道を学びたい
社会の役に立ちたい
その想いは自我の強いものでした
先日、当時お付き合いしていた彼と会う機会があり
彼は、戴帽式を観に来てくれた一人でした
俺は、看護師になりたいと言ってた君の気持ちの強さを本当にわかってなかったと思えたのは
戴帽式の神聖な厳かな雰囲気を感じて反省したんだと言ってたくらいでした
天に届け！私の想い！
ナイチンゲール氏の社会にわかってもらいたかった気持ちを受け継ごうと想いながらナイチンゲール誓詞を口から放ったのを覚えています
当時の同級生達は
看護浪人を2年して入って来た子もおりました
どうしても看護師になりたいと普通科高校を出て入学してくる子達ばかりでした
入学してからは医学部の学生達との受講授業もあり
それは医学も学ばなければならない意識を持てました
寝生活で起こし合い勉強するんですけど
寮生活は支え合う生活を学べました
お嬢さんに育てられた一人娘の私にとって、そのどれもが大変でした
電車の乗り換え方、実習に行く道順
そこに友が居て、友に支えられました
友と泣き
友と悩み
友と笑い
友と青春を謳歌しながら
卒業を迎えます
皆んなバラバラの就職先に全国に飛び散ってゆきました
今でも同級生達が地方や都会で活躍しているだろうと思えるくらいの
凄まじいカリキュラムでした
他にも関西医科大、聖マリアンナ、昭和医大など10箇所の看護学校を受験する旅に出たのですが
最初に受けたのは第一志望の看護学校でした
その試験を受けた時
出た内容で、やっぱり！私は看護師にならないとならなかったんだ
と確信しました
どれも1週間前に解いた問題ばかりだったからです
天の使命を受けて私は看護師になるんだ
と信じ込んでいました
凄いのが二次試験の論文も読み通り
接遇で、完璧な小論文を書き上げる訳です
受かったな！と手応えを感じて
他の看護学校の受験をドタキャンして受けずに帰ったのですが
その気持ちは、他の学校を私が受けずに落ちる人が一人でも少なくなれば
一人でも多くの看護師が増やせる
この理念でした
もっと看護師が必要な時代が来る
そう感じていた私の未来予想図でした
別府に戻ると
なぜ他の学校も受けなかったのかと
誰も聞いて来ませんでした
もし、落ちてたらを考える周りがいなかった事すら
私の運の強さだっただろうと思います
ナイチンゲール誓詞を心から厳かに唱えた瞬間を一生忘れまいと思った気持ちを活力にして
皆さんにナイチンゲールを知って頂こうと思い
ナイチンゲールはゆうふくなかぞくに理解されない看護への目覚めの苦悩からスタートしました
彼女の中に
日常の豊かな暮らしに馴染めず
人間としての真の価値に結びつく
何かがしたいと強く願っておりました
それは私の生い立ちと似ていて
豊かな暮らしでした
その中で買うことよりも作ることを
楽しんでいた娘でした
手作りが大好きでした
筆箱をいくつも買う兄を眺めながら
手作りのペンケースを何日もかけて作り
外に遊びに行くより
お菓子作りをしたり
服を縫ったり
創意工夫を楽しむ生活の中で
本を読み、塾に通い
人と交わる事や
人の人生かけたストーリーを読み漁る事を楽しみに過ごしておりました
友達と遊んだ記憶は18歳まではほとんど無いくらい
放課後は一人で遊んでいた気がします
家に帰ると何をするぞ！
と、
編み物
裁縫
読書
ピアノ弾き
料理
掃除
習い事
と本当に忙しかった18歳までの生活でした
いつも走って帰ってた気がします
ナイチンゲールはどんな方なのかを
まず知ってもらおうと
看護師さんだけでなく
介護士さん達にも広めたい気持ちです
看護師になった
介護士になった
それはもう運命であり
魂の救い手になれる切符を手にしていると私は思うのです
私が入試で解いた問題ばかりが出たのと同じ
奇跡という名の仕組まれた切符だと信じてやまないのです
振り返ってみてください
あなたの人生の流れを
たどり着いた資格だという気持ちになってみませんか？
