空を見上げる回数は
おそらく当社で
私が一番多いと思うわ
天に手を振るの
見てくれてますか？
そっちは安寧ですか？
って話しかけるのよ
あの人さんも
その人さんも
きっと見てくれてるだろうなって思えてるから
いつも見上げてニコリと笑うの
挨拶するみたいに空に笑うの
もし、見ててくれたら
え？見えるの？
って思ってくれるくらいに
笑って頷くの
私が死んだ後に天から見てて
みんなが
そうしてくれたら嬉しいと思うから
そうするのよ
今日は月一回の経営会議をした
石田三成と関ヶ原の合戦の話を混ぜた
この戦法では徳川家康になり
あっちの先方では石田三成で行くわよ
アデノシン三リン酸の話を混ぜた
38ATPをどれくらい動かしたか
エネルギー対価を換算する法則を話した
資本を動かす原理と繋げた
その結果
会議参加者達は
凄い！ピッタリ計算が合うね
と歓喜の声を上げた
笑笑
天がしくんでくれたコロナ2週間待機騒動
運を、落としたと読むか
運が、積める前触れととるかは
私のこの一言で片付いた
ほれ、見てみぃ
新しいシステム導入で
情報を入れ込む人員配置が出来なくて悩んでた松井副社長の行いが良いから
天が、ならばして進ぜようと微笑んで
待機5名組に時間を与えて
入力が完了してしまったじゃない？
手を合わせましょう
みんなで有難う御座いまーす
と叫んだ
そして
休んでる2週間に答えが出るのだ
休みが欲しいと思っていた者が
2週間も休みをもらって
働きたいと切に思うか
ラッキーと思うか
その差が歴然と出て
出銀してきて現れてくるのが
勢い良く会社のモチベーションを上げてくれるだろう
取り戻します！
行かせて下さい！
公休を削って下さい！
こんな言葉が管理者さんに
吐き出て来てる
休みなんぞは
働くから休みの有り難みになるんだ
毎日休みだと
至誠ある者にとっては
朽ち果てて行く我が身を感じてしまうだろう
専業主婦だった頃の私の様に
エネルギーを持て余し
水を飲む意欲も湧かぬ
自分を使えない事は歯痒さになる
自分を使おうとしないのを
生きる力が萎えたと知る
飛び出るカエルは敏感なんだ
ぬるま湯に浸かっていては
湯がたぎっても気付けやしない
結果、茹で上がりその命も死んでしまうのさ
飛び出て来い！
自分を使いたいと思える時間を人生で与えてもらえるのは
魂が脱皮するには最良である
この私も何か事を起こす前は
毎回必ず
何をしてるのかわからないくらい
安息に一旦入る
じっくり自分をどう動かすべきか
考える時間は人生には必要なのよ
人は意外と自分と向き合う時間が持てない忙しさの中で生きておるのだ
上半期はボーナスを4倍出そうとしてたが
2週間5名の凍結でやむないな
断念して嫌われてみよう
今、時代は耐え忍ぶ事を
社会みんなでしなさいと言っておるのだ
疫病神様の声に耳を澄まして生き抜こう
太陽が昇れば
精進して誠実さを通した者が
飛躍する時代に入れるからね
