その94歳の戦争で
重い鉛の爆弾を肩に抱えて生還した利用者さんの訪問看護で
私はもう一つ
億に値する価値あるものを頂いた
それは
その時のヘルパーさんの代わりとして支援チームに入ってた
家政婦協会の担当者さんとのご縁でした
その方は今、当社のケアマネさんをしてくれています
幼馴染で小学校同級生の時から知ってた女性でね
うわ！妙ちゃん！
えりちゃん！
って叫び合って再会した
それから月日は流れて
家政婦協会が時代の流れの中で閉鎖して
彼女は当社に来てくれる事になった
一人の女性との再会も
もらえた支援となった
驚いた事に
今回の94歳の方のストーリーを書き上げた朝に出勤すると
そのケアマネさんが
即座に命日を口にしたの
それがどんなに彼女にとっても
印象的な支援だったかと言う事になるけど
命日を覚えてくれてる事がすごく嬉しくて流石だなと惚れ惚れしたのよ
そんな一人一人の社員の中に心熱くなる思い出が残る支援がたくさんあります
昨夜もお一人の方が旅立ちました
緊急対応ナースと
管理者と
そして担当ナースが走り出て三人で
エンゼルケアをした
そしてまた朝から働いてる
眠たがろうと言うと
まぁまぁですと笑ってた
眠気より疲労感より
それを超えたやり切った働きぶりが
私達を支えてくれて
毎日が紡いでいける
電話対応の話ぶりを聞いてて
20代前半のナース達が
見事にかっこよく立ち回る様子は
羨ましさも感じるほどで
私も若い時にこんな風に働きたかったなと思える
凄いね！
今の電話の応対はかっこ良かったわ
尊敬するわ
良くまぁ、的確な話が次々とできるものだわ
と言うと
マジっすか！
と嬉しそうに笑った
社会人として極めて有能な者がいるが
最初から有能でなくとも
それを極めるのは
経験の多さだと見ていて感じる瞬間がある
経験が生み出す知識と技術を
いかに使いこなすか知恵を振り絞る
そんな事がプロさに繋がる秘策なのだろう
あらゆる疾病
凄まじい問題の数
こなし切る脳の動き
スピーディな機敏な行動
これらをケース様変わりしながら
対応してゆく訪問看護の経験は
彼らの生活にも役立てられて
元気なエネルギーとなる
昨夜2時過ぎまでの緊急対応で
寝不足の勤務の後
他職種さん達と
数人でご飯食べに行く電話をしてるのを聞いて
さすが！若さは凄いなぁと
ニヤニヤしたから
私もヘンテコなパンツと真っ白いカッターシャツ着て
誰かバレないようにキャップ被ってマスクして
一人でうどん食べに行き
一人でカラオケBOXで1時間歌って帰った
笑笑
そして私はまた一人
夜中のパソコンで
プロ意識とはをまとめ上げてラミネートして
その若き素晴らしい彼等に残せる
秘策という名の生きる言霊を
トイレに貼ってやろう
プロ意識
上司たる者
そのどちらもいづれ
彼等に備わるスキルとなり
自分達より若き者達に残すスピリッツとして息づいていくと信頼できる
そんな私が一番幸せなんだろうなぁ
みんな、プロになれる
みんな、上司になれる
そんな希望ある成長の場所をみんなで伝承して行けばいい
いつの間にか
最初の人はどんな人だったのですか？
良く知らないのよ
とにかく訪問看護を愛してやまない人だったらしいわよ
って顔も知らなくていいから
スピリッツだけ大事にしてくれたらハッピー！だ！
こんな服着て好きな事して回る
訪問看護師が居たのよ
笑笑
