新卒ナースが入職して3回目の春を迎えます
なくてはならない一員になれる様にと熱心にひたすら注ぎ込んで来た
先輩ナースの耕した土に自ら飛び込んだ種の蕾が芽吹いたのはいつなのだろうか
気がつくと3回目の春が来て
見事に美し花を咲かそうとしています
美しくて眩しくて愛おしくて
振り返る日々の中のいじらしさ
健気さ気丈さその場面場面に
共に心交わらせた思い出が
どんなに私達を励ましてくれた事だろう
打てば鳴る鐘🔔
そんな言葉が相応しく
益々、訪問看護を魅力的な仕事だと思わせてくれた
通ずるとは簡単なものではなくて
そこにたくさんの互いの力がなくては通じることは叶わず
片方だけの力では為し得ず
それを成し得させてくれた3人に
言い尽くせない感謝の気持ちが湧き出てくるばかりです
可能性に賭ける先輩達の熱意と熱心さも欠けては成し得なかったのは
どの職場の先輩達もわかる事だけれど
先輩の立場になった事のない若者が
それに応えようとする事の方が至難だと思うのです
当社には自慢のナースさんが揃っておるなと胸は高鳴るばかりです
打てば鳴らぬ鐘も多い世の中で
挫けず習得に突き進んで来た彼女達の
素直さは天下一品だと思えております
彼女達が入職してからの日々の中で
体験で去るナースもおりました
その様子も温かく見守り
残念に見送った日もあったでしょう
そして問えば
私は乗り越えます！
自分の選んだ道だから
決めて入ったから諦めません
そう決めた者の意志は凄まじいもので
信念を構築する様は若き年の者とは思えぬ尊敬できる姿でした
先輩達の信頼を見事に勝ち得て過ごしてきました
惚れさせられる若者がいる事は
先輩達にとっても希望溢れる事だと
いづれわかる時は来るだろうと思います
気つくと先輩になっている今を楽しんで欲しいなと眺めています
彼女達は
意志というものが何かを掴んだ気がしております
揺れない精神
突き進む勇気
羨ましいなと思っております
私も彼女たちのような年齢の時に
こんな場に出会っていたらどうなっていたのだろうか
同じように育つことが出来ただろうか
想像さえも出来ないくらい
3人の存在自体が感動的な存在として
私の鐘を鳴り響かせる
彼女たちより後に入職した4人の内の3人が単独支援に出るようになり
それを嬉しそうに眺める目も温かく
また新たな2人のナース入職を
見守り願う共に生きようとする気持ちが
すっかり先輩の表情となっています
粘り抜き乗り越えた者の
誇りある姿を呈して
町を駆け巡る凛々しさは
自分の中に感じるだろう
本物を生み出すとは
双方が粘り抜いてこそ
本物を目指せて
本物を創り上げてゆく過程となり
本物が分かるようになるには
本物には達していない自分を感じ葛藤し
本物になるとはを自分で掴む意志がどんなに必要かを感じる事が早道であろう
今日はそんな1人と同行支援場面が2件あり
まるで先輩の様にテキパキと動くケアに
私の方が安心し尽くし委ねていたのに気付かされた
頼れる人とは
信頼できる日々の思いが吹き出る瞬間ですね
私達は真から信頼できる人間関係を構築している職なのだと思えた
若き者を育成しているのではなく
若き者を信頼する自分を育成してもらえてるのだと学んだ
そうね
親は子を育てる
そして
子は親を育てる
なるほど！
それが職場にもあるね！
みんなで育ち続けて
職場は本物という挑戦に挑める
これからもそんな職場を目指しながら
歩もうとする方向性を
彼女達は怯まないだろう
若い時に刻んだ事は
覚えているものである
若ければ若いほど
より早くにその方向を手にした方が
勝ち組だなと羨ましく思うばかりです
入職時の目の輝きと
今の輝きの違いは
いろんな物事の意味を知った分だけ
大差ある輝きである
時代のスピードに合わせて
体制を様変わりさせていくスピードは
社員みんなの勢い
今、管理者から退き半年を迎え
一訪問看護師として支援に行ける喜びに満ちています
私はそして新たな経験として
管理者が管理者から降りて
一スタッフとして働く素晴らしき感覚を抱き
なんて贅沢な事だろうと思えております
初心を味わえる新鮮な想いに
本当に訪問看護が大好きなのだと思えております
こんな境遇を与えてくれて訪問看護師として指示を与えられる喜びに幸せ感
私は尊敬する上司をたくさん与えてもらえる幸せな訪問看護師になれた
立ち上げた訪問看護ステーションで
上司をたくさん得られる喜びは
とても贅沢な事だと言い表しておきたい
私は希望をどんどん叶えて生きてる
ずっと欲しかった
尊敬できる看護上司も手に掴んできてる
それが私の立ち上げた訪問看護ステーションの方向
